スリングベルトの選び方とは？

重量物のつり上げや移動に使用されるベルト状のつり具のことを、スリングベルトといいます。
スリングベルトにはさまざまな種類があり、用途によって使い分けることが大切です。
今回は、スリングベルトの選び方について紹介いたします。

スリングベルトの選び方

JIS規格

スリングベルトは、重量物のつり上げや移動に使用されます。
万が一、製品に問題があると事故を引き起こす原因となるため、品質や安全性は重要視しなければならない点と言えるでしょう。
その際、品質や安全性に関して目安となるものが「JIS規格」です。
スリングベルトを選ぶにあたっては、JIS規格のものであるかを確認すると良いでしょう。

等級

スリングベルトは、ベルトの幅と等級によって最大使用荷重が設定されています。
1等級は基本的な作業時に用いられることが多く、重要のある荷物では3等級または4等級が用いられます。
誤った等級のスリングベルトを使用することで事故につながる場合もあるため、作業の目的を踏まえて選ぶことも重要です。

幅

つり上げたり移動させたりする荷物の形状は、さまざまです。
そのため、誤った幅のスリングベルトを使用すると破損につながります。
スリングベルトの等級だけでなく、荷物にあった幅を選ぶことも非常に重要です。

まとめ

スリングベルトを選ぶにあたって、JIS規格の有無や等級・荷物にあったスリングベルトの幅をしっかりと理解しておくことが重要です。
適切なスリングベルトを選ぶことで、作業をスムーズに行えるでしょう。
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