RC造と鉄骨造の違いとは?
2024/11/05
建物の構造として、RC構造や鉄骨造という言葉を目にすることがありますが、これらにはどのような特徴があるのでしょうか。
解体をする際には、これらの違いについて考慮したうえで作業をしないといけないため、あらかじめ理解しておくことが大切です。
今回の記事では、RC造と鉄骨造の違いについて紹介します。
RC造と鉄骨造の違い
構造
RC造は、鉄筋の枠にコンクリートを流し込む形で作られます。
一方で、鉄骨造は柱やはり・壁などが鋼で作られているのが特徴です。
安全性
RC造はコンクリートで作られているため、耐火性や耐震性に優れています。
鉄骨造は強度が高く耐震性が優れてる一方で、耐火性は低い傾向にあります。
耐用年数
RC造においては、国税庁は法定耐用年数を47年と定めています。
一方で、鉄骨造の耐用年数は使用されている骨格材の肉厚が6mm以上のものは34年、それ未満は27年です。
建築費用
RC造は耐火性や耐震性に優れている点から、費用が高い傾向にあります。
一方で、鉄骨造はRC造と比較すると、建築費用はやや低いです。
その他
RC造は、おもにマンションや戸建てなどで用いられます。
一方で、鉄骨造は軽量で高い強度をもつため、商業施設や工場といった大きな空間やビルなどに多い構造です。
まとめ
構造・安全性・耐用年数・建築費用などにおいて、RC造と鉄骨造には大きな違いが見られます。
RC造と鉄骨造のそれぞれにメリットやデメリットがあるため、建物の建築や解体を行う場合は特徴を理解しておくことが大切です。
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